「今日がスタート地点」——広がる小樽の“おもてなし”の輪
- 田口智子
- 5 日前
- 読了時間: 3分
2026年7月9日(木)、昨年と同じく 小樽芸術村 旧三井銀行小樽支店を会場に、「令和8年度小樽おもてなし認証 認証式」が開催されました。制度創設以来、3回目の認証式には、5社7施設の皆様のほか、初年度、2年度目の認証施設からも出席者が。小樽市 迫 俊哉 市長の他、多数の参加者が見守る厳かな雰囲気のなか、小樽おもてなし認証推進協議会 米山副会長から、認証状が手渡されました。

冒頭、米山副会長から挨拶があり、「皆様にとっては、今日がスタート地点。小樽全体の観光の質を高めるために一緒に頑張ってほしい」とエールが送られ、迫市長からは「自身のまちづくりのテーマが“選ばれるまち”。また小樽に来てみたいと思う気持ちの背景には、おもてなしがある。小樽市としても、おもてなし力向上をしっかり支えていきたい」とのご挨拶がありました。


●令和8年 小樽おもてなし認証 取得施設
認証状を受け取った各施設の代表からも、喜びの声が。特に、金融機関初の認証となった北洋銀行の高原 竜治支店長からは、「喜ばしく、安心もしています。北洋銀行もサービス業。これからも、おもてなしの質を高めていきます」との言葉が聞かれました。

最後に、運営審査委員会の濱田委員長からは、「認証施設の皆さんが、相互に取り組みを聞くことで、小樽全体のおもてなし向上に繋がる。ぜひ、(認証施設対象の)フィードバックセミナーで交流してほしい」と話し、さらに「制度は、まだまだ成長途中。来年は初年度施設の更新の時になります。オール小樽で、業種を超えて盛り上がっていきましょう!」と述べ、式を締めくくりました。

第二部「おもてなし力向上セミナー」では、 NPO法人日本ホスピタリティ推進協会 特任講師であり、株式会社MS&Consultingリレーション事業本部マネージャーの角 俊英 先生から「価値ある時間とおもてなし」と題しご講演をいただきました。

講演はサービスとホスピタリティの違いに始まり、これからの時代においては、CS(顧客満足度)ではなく、CX(顧客体験価値)を高めることで差別化できること。さらには、CXがES(従業員満足度)へと繋がり、「あそこで働きたいと思われる企業・店」となること、その状態がお客様の居心地の良さや、さらなる満足度を生み出していくとのお話がありました。
「旧来のもてなしはマニュアルに基づく丁寧な所作だったが、これからのもてなしは相手の状況を読み取り、文脈に応じて自発的に動く力になる」との話もあり、AI時代だからこそ「人間力が大切です」との講演内容に、今年度認証施設の皆様はもとより、初年度・2年度に認証を取得した企業の方々も、熱心にメモを取り聞き入っていました。
今年度取得施設のおもてなしの取り組みについては、今後、サイト内や北海道新聞・小樽後志欄の連載記事「小樽おもてなしの現場から」でもご紹介していきます。ぜひ、小樽のおもてなしにご注目ください!




