北ガス小樽支店
- 田口智子
- 1月17日
- 読了時間: 4分
更新日:2月6日
現在、オール小樽で取り組んでいる「小樽おもてなし認証」制度。全国初・地域独自の制度として、小樽観光協会が事務局を務める「小樽おもてなし認証推進協議会」を中心に「小樽をおもてなしの街に」との想いで活動しています。この認証を取得した企業・施設は、認証のプロセスのなかで自社のおもてなしをあらためて見直し、他の認証取得施設と共に学び合いながら、さらなる「おもてなし力」向上に努めています。そんな「小樽おもてなし認証」を取得した令和7年度の事業者をご紹介していきます。
小樽市内のガス契約3万3千件、北ガス電気の契約は1万件と、市民と関わりの深い「北海道ガス(株)小樽支店」。親しみを込め「北ガスさん」と呼ばれる地域密着の企業であり、小樽だけではなく北海道全体を支える企業のひとつと言えるでしょう。小樽支店営業グループの山田係長は、「観光業ではありませんが、私たちもサービス業。感動を与えられるようなおもてなしを目指しています」と熱く語ります。
もともと北ガスには、「地域貢献」という企業理念があります。「小樽支店でも、地域の拠点として何か我々がお役にたてることはないか?と常に考えています。たとえば、後志地域の少年野球を支援するための「北ガスフレアスト杯」の主催。北ガス硬式野球部の選手が先生となって、野球教室を開いています。子どもさんが減っていくなかでも、スポーツや文化面で表現や発表の場をつくるお手伝いができればと考えています」と話すのは、営業グループの二瓶マネージャー。
また、小樽支店が2025年に特に力を入れたイベントが、ウイングベイ小樽の屋外駐車場で行った「taruフェス」です。「地域の皆さまへの感謝を込めて、地元の中学校の吹奏楽演奏のほか、とにかく地域から多くのみなさまにご出演・ご参加いただきました。前日の夜に低気圧が来て、当日の朝はテントが壊れてしまうなどハプニングもありましたが、延べ4千人のお客さまにお越しいただきました!」と、山田係長は笑顔で振り返ります。「こんなイベントを、民間企業がよくやったねと言われました。苦労もありましたが、“地域への感動”を考えるとイベントは大切です。小さなものからtaruフェスまで、今年はイベントをかなり増やしました」と話します。エネルギー会社として「全国豊かな海づくり大会」の全道大会も小樽で行うなど、環境に対する発信も。これらのイベントの話だけでも、「地域の皆様のお役にたち、北海道を盛り上げていく!」という熱い想いが、ひしひしと伝わってきました。

そんな“地域のため”という想いは、日々の仕事にも当然表れています。今回の小樽おもてなし認証の覆面調査結果は、なんと満点!という北ガス小樽支店。社員の皆さんもビックリされたそうですが、「接遇マニュアルはあるものの、特におもてなしの教育はしていないんです」と聞き、こちらもビックリ。ただ、電話対応をした若い社員の方は、どのようにしたら自分がお客さまと会社に役にたてるかを考えて対応されたそうで、自然と「次にお電話をいただく際は、わたくし宛てにお電話ください」と応対したそうです。大きな会社ですから、内容によっては札幌のコールセンターで一括して受けていいはずですが、“お客さまとは一期一会。最後まで自分が対応する”という想いが、その電話応対にも表れたのでしょう。顔の見えない相手であっても、お客さまに感動を与えることはできるということが、お話を聞いてよくわかりました。

小樽おもてなし認証制度は、観光業のためだけの制度ではありません。日ごろ、市民と接点の多い企業やお店こそ、ぜひ興味を持ち、オール小樽で一緒におもてなし力を磨いていただきたいと思います。北ガスさんには、そんな企業のリーダーとして、ますます“地域のため”のおもてなしを発信し続けていただきたいと思います!
(※写真はすべて北ガス小樽支店より提供)





